2015年11月4日
今年も豊島高等学校におうかがいさせていただきました
^^♪
3・4限に3年生の生徒さんたち
5・6限に2年生の生徒さんたちに
お話しさせていただきました。
「見た目問題」とはどういう問題で、どういった症状があるのかということから、
私自身が「アルビノ」であることから
その「見た目問題」の中のひとつの症状である、アルビノを取り上げながら具体的にお話しをしていきました。
いつもお話しさせていただいた後、豊島高校の生徒さんからたくさんの素敵な感想、率直に感じたこと、授業のなかではなかなか質問できない疑問などをいただいております。
今回はそれを少しご紹介させていただきたいと思います☆
3年生のみなさんと★
◆肌の色や髪の毛の色等が白いことは何となく知っていたけど、茶色や白い色だったり、瞳の色が赤やグレーなど個人差がかなりあるのは初めて知ったのでとても驚いた。
◆アルビノ・ドーナツの会を立ち上げて自分と同じアルビノの人と出会って話すことはとても大事だと思った。話し合うことで元気になることができたり、理解者ができたり、とてもかけがえのない存在に出会えることはとても大切だと思った。
◆授業で薮本さんが自分自身の過去を話すことはとても勇気のあることだと思った。
◆(話しを聞いて)私たちも広めていくことができるかなと思った。
◆(髪の毛の色や見た目の違いで)アルバイトや就職などで希望するところにいけないという理不尽なことがあるということを聞き、信じられなかった。
◆事前の授業では他眩しいことと髪の毛の色が白いだけだと思っていたが、メラニン色素が少ないことで視力にも関係すると聞いて驚いた。
◆薮本さんが当事者である『アルビノ・ドーナツの会』は同じアルビノの方や見た目に辛い思いを抱えている方の心の傷を癒すものだと思った。
◆理解者との出会いや居場所ができることで、1つの生きがいにもなっていくのではないかと思った。
2年生の皆みなんと★
◆体にメラニン色素が無いということは髪の毛だけでなく、肌や目なども関わってくることを初めて知った。
◆アルビノ・ドーナツの会というのはアルビノのみんなや、その親たちにとっても必要な会だと思った。
◆普通に過ごしている人ち病気を患っている人が、自然に暮らしていける社会へ、若い私たちがそれを自然にできるように、正しい情報を届け、孤立して悩む人を減らすために、頑張っていこうと思いました。
◆見た目が他の人たちとちがうだけで好きなこととか制限されて就職など生活に影響が出るのは不平等だなと思います。
◆(薮本さんが)高校・大学とすごく楽しめたと言っていたので自分も嬉しくなりました。楽しめた理由は「自分のことを知らない人が多いところへ行って自分の口で自分の言葉で説明しようと思ったから」と聞いてやっぱり言葉というものはとても大切で一言言うだけで人生が変わっていくものだなと考えさせられました。
◆私みたいにアルビノのことを知らない人は日本にもまだたくさんいると思うので、もっと認知して、理解していく人が増えればいいなと思った。
◆今は髪の色が白いのも個性として生かしていたけど、小さいころは団体の中で過ごしていかなくてはならなくて、みんな一緒というのが当たり前の小学校では、周りからジロジロ見られたりしたのかなと思うと、辛くなった。
◆見た目問題は深刻で見た目が普通と違っているだけで偏見をもたれ普通ではないあなたが悪いなど言われてしまう。悲しい。大人になれば個性であると認識ができるが、幼い頃ではトラウマになってしまうのでは? と自分に置き換えて考えた。
◆アルビノの方だけが努力するのではなく、周りの人社会も一緒になって頑張ってそうなる社会になればなと思いました。
◆私は水泳部なので、薮本さんの友人の競泳選手の方に興味を持った。アルビノで競泳選手というのは尊敬できるし、かっこいいなと思った。
◆アルビノの人や顔にアザがある人に共通して言えることは、自分は自分。前向き。という方々が多いなと思った。
◆私も広げる側になりたいと思った。
今回の人権学習でもたっくさんの感想をいただきました
(*^_^*)
みなさんの心のこもった真摯な感想は、私もすうごく心の励みになります^^
豊島高等学校のみなさん、
本当にありがとうございました★