2017年2月2日 / 9日

今年も、大手前高校の人権学習分科会でお話しさせていただきました(´▽｀)

今年はご参加してくださった生徒さんが約150人いらっしゃったとのことで

視聴覚教室にてお話しをさせていただきました

m(__)m

本当にありがとうございます。

前半は、「見た目問題」について　「アルビノについて」　の概要をお話しして、

後半は、生徒さんが前半の授業を聞いて、たくさん質問をいただいたので、

その内容も盛り込んで、実際の私の日常生活のお話しをさせていただきました。

(^▽^♪

今年もたくさんの生徒さんからの感想をいただきました★

そちら、先生がまとめてくださったので、一部ご紹介させていただきます(●＾V＾●)

▽アルビノ・見た目問題について　生徒さんの感想

・学生時代の体験談がとても考えさせられるものがあった。「見た目問題」といっても一概に「問題」とは言えない気がした。今の薮本さんのようにその容姿を「個性」としてとらえるような強さが必要だと思った。

・もしアルビノの方と接することがあったら、今回の講義で学んだことを活かしながら接していきたいと思いました。

・アルビノではない人では感じないことや経験しないようなことがたくさんあるんだなと思いました。「みんなができないことがあるはず」とそれまで後ろ向きだったのを前向きにとらえることができるのって素敵だなと思いました。

・気を遣いすぎるのも、理解をしようとしないのもダメなので、適度な関係で社会になじむのが難しいことがわかりました。アルビノの容姿を受け入れて、ファッションを楽しんでいることがすごくいいと思いました。

・仲良くなれば見た目のことは関係なくなってくると聞いて納得しました。もしこの先出会うことがあれば、意識しなくなるほど仲良くなれたらいいなと思います。

・「客に見た目について説明できないから採用できない」と言われてしまったという話では、企業が冷たいように感じられるが、そうではなく、見た目が少数派だからと遠巻きにしたり数歩下がってしまったりする人の多い社会が冷たいということでもあるのだろうと思った。社会に過ごす多くの人々がアルビノや他の見た目問題について知るべきだと改めて思った。

・今日の先生の服かわいかったです。

・おそらく何百年も前からアルビノの子供は生まれていたのに、アルビノの人の団体がないだけでなく、医療関係の人もアルビノについて知識を持っていなかったという事実には本当に驚きました。

・一番心に残ったのは、「アルビノ」のことで親が世間の人から非難されることがあるということでした。子供のことを考えていろいろやってもそれを非難されてはかわいそうだと思いました。理由も知らないのに無責任なことを言うことがいかに悪いことか改めて思いました。
・いじめはなかったとしても「見えない壁」を感じるとおっしゃっていたのが印象的でした。ただ配慮するだけで遠ざかるのではなく信頼関係を築くことが大切だなと思いました。

・当時正しい情報がなかなか得られない中、お母さんが様々な誤解を受けたということで本当に大変だと思いました。そんな中で不安を感じながらも普通の学校で生活していき、今では自分の姿を楽しめるようになった先生はすごいと思いました。

・保護される側になると権利性を失うという言葉は特に印象強く、なるほどと思えるものでした。見た目だけでなく何かハンディキャップを持った方々に接するとき、普通に一つの個性として受け入れるのが一番いいのかなと思いました。

・私も自分のコンプレックスを乗り越えて生きていきたいです。

・アルビノ・ドーナツの会設立によって多くのアルビノの人たちが同じ境遇の人たちに出会い、お互いの家族などとも交流できるようになったのはとても素晴らしいことだと思った。

・私の両親もアルビノの因子を持っている人がそんなによくいると知らなくてアルビノの方の親に何か異常があると思っていたようです。やっぱり正しい知識は必要だなと改めて感じました。

・知らないひとがいたら教えてあげたいと思いました。

・薮本さん自身の話が多くて、見た目問題によって起こることがとてもリアルに伝わってきました。自分が思っていたよりもずっと見た目問題によっての影響があって驚きました。アルビノについての情報不足は大変なことなのだなと思いました。

生徒さんが書いてくださった感想を拝見して、私自身、改めて色々と発見・気づかされたことがすごくありました。

毎回、講演をして返ってくる皆様の反応が、私にとっての宝物なのです。

本当にありがとうございます(＾人＾)★

今回、講演後に質問に来てくださった生徒さんたちもいました、素朴な疑問・素敵な提案ありがとう＾＾

今回、生徒さんたちの素敵な提案を、今後の講演にも生かしていこうと考えています(^▽^)ノ〃

大手前高等学校の皆さん、

大変貴重なお時間をいただき、

お話しを聞いていただき

誠にありがとうございました！

また、どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。