★ 城東区地域自立支援協議会相談支援部会の研修会でお話し致しました ★

2019年1月23日

城東区地域自立支援協議会相談支援部会の研修会におうかがいして、お話しさせていただきました^^

皆様お忙しいなか貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございました。

 

「見た目問題」を通して 誰もが安心して暮らせる社会を考える というテーマでお話しさせていただきました。

 

 ご受講いただきました皆様の日々の業務が、私自身も相談員として動いている場合もあるので、

どこか、感じ取る感覚や視点が近い と表現するのが一番近いでしょうか…。

‘感覚’のことなので、うまく言語化するのが難しいのですが、

研修後に質疑応答でいただきましたご質問やご感想さえも、

私自身が共感するところがたくさんございました。

そういったバックグラウンドがあるからか、今回の研修会は

「こういう問題や課題があると伝える → 受講する」という方向がひとつに向いている研修会というよりは、

 

「こういう問題や課題があると伝える → 一緒に考える」という要素が根底に流れていた研修会だったなと感じています。

 

質疑応答でいただいたもの、研修後にお声をかけていただいた際の感想など、

充分でないかもしれないのですが、少し書き留めておこうと思います。

 

●セルフヘルプグループに当事者さんを繋ごうとしてご連絡した際、そのセルフヘルプグループ自身もその時大変な状況にあって…。

当事者さんたちももちろんだし、セルフヘルプグループについても、何か、後方支援があるといいなぁ。

 

●若い当事者さんが、実際に経験をつんだ当事者さんたちと触れ合う機会がもっとあってもいいなと思った。身近な情報だけでは「できない」と判断されてしまったり、ネガティブな情報が先行することもあるかもしれないけど、

実際には実践している人たちもいて、そこから視野が広がることもあるかもしれない。

 

いただいたことば、もっとたくさんあるのですが、まだ消化しきれていません (^^;;、

 

後日いただきましたご感想で、

“心に残ったこと”をお伝えくださいました。

一部、ご紹介させていただきます。

 

 

・子供の育っていく環境の大切さと本人の思いを言える環境作りの大切さを感じました。
・若い当事者の方が、NPO法人の責任者として積極的に多くの活動をされている事が、とても素晴らしいと思いました。
・ありのままの姿で生きていける社会を、みんなで築いていかなければいけない!
・見た目に触れられない事で、人間関係を築く事の難しさ、逆にうわべだけになってしまうのだなと。見る側も意識が変わっていけばいいなと思いました。
・当事者なので話がわかりやすかった。就職の問題が、これからどう支援したらいいか。これから考えていく社会になって欲しい
・「思いを伝える」ことから始まるような表現が、どんな生きにくさを持つ人にも大変だと思いました。
・2~3年もかけてアルビノの人を探したとのこと。頑張って探して良かったですね。
・アルビノの人達の事を初めて知りました。手帳など、支援につながりにくいことが印象に残りました。
・環境を変えようと別の高校へ行ったところが、すばらしいと思いました。アルバイトが、こんなに難しいと思っていなかった。ケースバイケースだけれど・・・。「なんで白いの?」と聞かれた事に対して自分の言葉で伝える事が重要だと思う。
・治療や生命・機能に支障がないことで理解をえられないことが一番大きい問題だと思いました

 

 

 

城東区地域自立支援協議会相談支援部会のみなさま、

また今回の研修会でお話しさせていただくにあたり携わってくださいました皆様、

誠にありがとうございました!

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。