2021年12月1日
四條畷学園中学校さんにて、
講演させていただきました!
コロナの影響で、体育館と教室で
それぞれ分散して聞いてくださいました。
コロナの影響はすさまじく
特に学校生活への影響は甚大だったと、
私は感じています。
そんなコロナ禍の中でも、学ぶ機会を止めることなく、
ビデオ通話アプリなどを駆使して
講演の機会を整えてくださった先生方をはじめ、
協力してくださった生徒さん、関係者の皆様に
感謝の気持ちでいっぱいです。
大人の方を対とした講演内容「アルビノのこと」「見た目が特徴的なこと」「見えづらさがあること」「学生時代や卒業してからのこと」などを
中学生の皆さんを対象にしたものにアレンジして、
途中で簡単なクイズなども織り交ぜながら、
お話しいたしました。
クイズでは皆さん積極的にご参加くださって、私の緊張もほぐしていただきました。
▼以下、四條畷学園中学校生徒さんの感想です☺▼
●自分がもし「アルビノ」だと、目が悪かったら日常生活にとても影響が起こると思った。
●私は電車の中でほんの少し「アルビノ」の人を見かけたことがあった。その時私は「アルビノ」の人はすごくきれいな髪の毛の色をしているなと思った。しかしその時、「アルビノ」の人は紫外線や目の悪さで悩むことがあるとは知らなかった。
●見た目は違っても中身は全員同じ、人間なので仲間外れにしたり、差別をしたりするのは絶対間違っている。
●見た目で決めつけるのではなく、しっかりとその人の障害を理解し、同じ空間で過ごしていくことを大切にしたいと思った。
●今日の話しを聞いて、自分のことを友達に知ってほしいと思えるようになった。
●アルビノを自分のことではなく同じような人のことも考えていることがすごいと思った。
●アルビノだけでなく、外見に症状がある障害も、たくさんあったりするので、それらも含めて、これからいろいろなことについて学んでいこうと思う。
●テストでも部活でも何でも、上手くいかなくても諦めずに、自分だけの道、オリジナルの人生を生きることができるように、私も色々なことを頑張りたいと思った。
●アルビノが髪だけではなく、日焼けに弱かったり、弱視であったりと、見た目だけのものじゃないということが知れて良かった。
●見た目が周囲と違っていたり、障害がある方などに、いじったり悪く言うことは無かったけど、それに関して触れてはいけないような、タブーとなっている風潮が多くあるので、それに触れないのではなく、それについてしっかり知っておくことが大事と言っていたのがとても共感した。
●差別をなくすために人は違っていて当然という考えを広めていくことも大切だと思った。
●みんな同じ人間なのに、差別なんかしてメリットはなく、デメリットしかないので、早く差別がなくなるといい。
●アルビノという呼称ではなく、「白皮症」という呼び方しか知らず、色んな呼び方があると知り、もっと調べようと思った。
●自分はアルビノではないが、人との違いについて「見えない壁」を感じたことは何度もあり辛かった。相談できるような人をもっておくことは、とても大切だと思った。
●アルビノの人と出会うことがあったら、一番最初に仲良くなりたい。
▲ 生徒さんの感想ここまでです ▲
四條畷学園中学校の
皆様本当にありがとうございました!
いただいたご感想を拝読して、
中学生の皆さんの、とても瑞々しい感受性に
私も学ぶことがたくさんありました。
四條畷学園さんでは、2020年にも
職員の皆様の研修で
お話しさせていただくという
貴重な機会をいただいておりました。
今回の講演は、
その際に先生方にお伝えした内容を踏まえて、
「中学生の皆さんに声を伝えてほしい」 という、
先生方の熱い思いのこもった時間でした。
講演後に改めて、
先生方の思いを私に伝えてくださり、
とても心を動かされました。
本当に貴重な時間をありがとうございます。
また、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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